ヤンゴン

ミャンマー

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私はミャンマーに住んでいます。息を呑むほどの美しさと深い苦しみに満ちた国です。山々、平野、河川に広がるこの国は、様々な民族と文化が交わる場所です。人口の半分以上をビルマ人が占めていますが、私たちは多様な民族が織りなす織物のような存在であり、それぞれが独自の言語、衣装、伝統を持っています。丘陵地帯や国境地帯では、小さなコミュニティが自分たちのアイデンティティと希望を抱きながら、静かに暮らしています。.

しかし、私たちの多様性は苦しみなくしては実現しませんでした。2017年以来、ロヒンギャの人々をはじめとする多くの人々は、想像を絶する迫害に耐えてきました。村全体が焼き払われ、何十万人もの人々が家を追われました。私は人々の目に悲しみを見てきました。行方不明の息子を探す母親たち、難民として育つ子どもたち。この地で起こる不正義の重荷は重いものですが、主は今も私たちと共に涙を流し、顔を背けてはいないと信じています。.

ミャンマー最大の都市ヤンゴンでは、生活は目まぐるしく移り変わり、世界は身近に感じられます。しかし、困難と恐怖の渦中にあるこの地でも、神はご自分の民を通して静かに働いておられます。ミャンマーの教会は小さくとも力強いものです。私たちは神の御国が来ることを祈ります。正義が水のように流れ、心が癒され、イエスの愛がこの傷ついた地に平和をもたらしますように。キリストの光がミャンマーの上に昇り、闇がそれを打ち負かすことはないと信じています。.